ノーマルエアコンとお掃除機能付きエアコンおすすめはどっち!?機能の違いを徹底解説!!
近年ではノーマルエアコンよりお掃除機能付きを付ける方が多くなっており、普及率もお掃除機能付きが多くなっています。
そこでノーマルエアコンとお掃除機能付きの違いと、どちらが良いのかをお掃除屋目線で説明していきます。
1.機能の違い
ノーマルエアコンとお掃除機能付きエアコンの1番の違いは、名前の通りエアコンにお掃除機能が搭載されているか、されていないかの違いになります。
自動でエアコンのフィルターを掃除してくれる為、足の不自由な方やお年を召した方、仕事が忙しく掃除する時間が無い方から人気な機能です。
また、お掃除以外の機能が充実しているものも多く、音声で知らせてくれるものや、赤外線センサーで人を感知するもの、フラップと呼ばれる羽根の数が多く風向を細かく調整できる物など、幅広くオプション機能が備わっているものもあります。
しかし、その分金額もお掃除機能の無いエアコンに比べてかなり高価であり、安いもので6万円から高いもので20万円を超えるものまであります。
2.お掃除機能付きの見分け方
①リモコンでの見分け方
お掃除機能付きかどうかは室内機(エアコン本体)とリモコンを見ると判別できます。
まずリモコンからですが、ノーマルエアコンは内部クリーンというボタンがあります。
内部クリーンと書いてあると、掃除してくれるからお掃除機能付きと誤解される方は多いですが、実は違うのです。
他には内部洗浄と書いてある場合もあります。
- 内部洗浄
- 内部クリーン
この文字が書いてあるときはノーマルエアコンの可能性が高いです。
内部クリーン
この内部クリーンという機能は、エアコン内部を乾燥させてカビの発生を抑制するもの。
つまり、内部クリーンはお掃除機能と異なる機能になります。
それではお掃除機能付きのリモコンを見てみましょう。
いうボタンがあり、他にも手動掃除と書かれたボタンがあります。
- フィルター掃除
- 手動掃除
このようなボタンがある場合はお掃除機能付きになります。
②エアコン本体(室内機)での見分け方
本体のフィルター部分に大きな違いがあります。
全面パネルと言われる箇所を開けるとフィルターがあり、その部分にお掃除ロボットががあるか無いかで判断します。
ノーマルエアコンは簡単にフィルターが取り付けられており、掴んで少し上に押し上げるだけで外れます。
[ノーマルエアコン]
写真の通りノーマルエアコンは、全面パネルを開くとすぐにフィルターが見えます。
お掃除機能付きエアコンですが、お掃除ロボットが掃除をした際に出る埃などを入れるダストボックスが付いており、複雑な作りになっています。
パナソニックではそのままゴミを外に排出する機能のものがありダストボックスが付いていないものもあります。
[お掃除機能付きエアコン]
写真の通りお掃除機能付きエアコンはフィルターの上にお掃除ロボットが付いているため、フィルターが見えない、又は見えにくいのが特徴です。
3.お掃除機能の性能
お掃除機能付きと聞いて、「常に掃除されるから掃除はいらないんだ」と思われる方もいるかと思いますが実は違います。
お掃除機能ってどこを掃除しているか知っていますか?
実はフィルターだけを掃除しています。内臓されたロボットがブラシを回転させフィルターに付着した埃を取り除くのです。
しかし、カビが多く発生する送風ファンの掃除や熱交換器と呼ばれるアルミフィンの掃除はしてくれません。そのため、お掃除機能付きを選んでも業者に掃除をお願いしなければ、フィルター以外に付着したカビ汚れは取れないのです。
4.まとめ
いかがでしたか。今後エアコンを選ぶ際に今回の記事を思い出していただけたら幸いです。
使用する場所や人によってノーマルかお掃除機能付きが良いか変わってくるかと思います。
フィルターを自分で掃除される方や、業者に安く掃除をお願いしたい方はノーマルエアコンを、普段あまりエアコンを使用せずたまに使用する方や、様々な高機能が付いたものが良い方はお掃除機能付きエアコンを選ぶと良いでしょう。
今後エアコン選びで後悔しないよう、事前にエアコンの特徴をしっかり把握してから購入することをおすすめいたします。