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そのエアコン使って大丈夫!? エアコン掃除のタイミングや方法を徹底解説!

エアコンから変な匂いがする。

急に冷房の出が悪くなったかも。

掃除をしたいけど掃除のタイミングがわからない!

 

 

 いざエアコンを使おうとして、このように感じた方は多いと思います。

 そんな方のために、今回はプロのノウハウを踏まえた一般住宅向けのエアコン掃除の基本についてお伝えしていきます。

 

 

 

掃除のタイミング

①掃除の期間

 まず一般の方でも掃除できる箇所は、エアコンの全面パネルを開けた先のフィルターや、お掃除機能が搭載している場合はダストボックスがお掃除をすることが可能です。

 フィルターは使用している期間中、1ヶ月おきに掃除することが理想です。(遅くてもシーズン終わりには掃除してあげましょう)

 

    キッチンのある部屋、特にキッチンの近くにエアコンがある場合は、料理で出た油をエアコンが吸ってしまうため、フィルターに油が付着し、さらにそこに埃が落ちて油と合体するため、よりこまめな掃除が必要です。

 

 次にエアコン内部の場合です。

 内部の掃除は高圧洗浄による水や洗剤を使用した掃除になります。一般の方が行うと故障のリスクがあることから業者を依頼することが最善です。

 内部の清掃タイミングは基本的に2〜3年と言われています。

 しかし、あくまで目安であり、使用頻度によっては1年で掃除が必要であったり、全く使用しない場合であれば5年以上経っても軽く埃がかぶる程度であり、掃除が必要ない場合もあります。

 

 小さいお子様や高齢の方がいらっしゃる家庭で24時間冷房を使用する家庭では、1年で掃除が必要となるケースが多いです。

 また、湿度の高い場所では通常よりカビの生えるスピードが速くなります。例えば2階より1階、木造より鉄筋コンクリートの方が湿度が高くなり注意が必要です。

 

②.掃除の時期

 掃除をするタイミングは、冷房を使う夏前に行う方が多いと思います。冷房のみを使用する方はそれで良いのですが、冬に暖房を使う方は掃除の時期を考えた方がよいでしょう。

 

 エアコンのカビは夏場に冷房を使用する時に発生し、暖房を使用する際には発生しません。

 そのため、夏に冷房を使用してそのまま冬に暖房を使用すると、夏に汚れたエアコンをそのまま冬に使うことになります。

 夏が終わってから掃除をすることで、冬に綺麗な状態で使用し、夏になってもその状態が維持されるため、暖房使用前に掃除をすることをおすすめします。

 

③汚れの見分け方

 エアコンが汚くなる原因は、カビやキッチンからの油、タバコのヤニなどです。

 特にカビは冷房使用時に発生し、カビを放置したまま長時間すると、黒いカビの塊が落ちてきたり、詰まって空気が出てこなくなります。

 エアコンの吹出口から覗くと、フラップやルーバーと言われる羽や、送風ファンと言われるクルクルと動いている羽があります。この箇所に黒くカビがつき始めてきたら掃除のタイミングとなります。

 人によって汚れの許容範囲は違うと思いますが、全体にカビが広がってきたら流石に掃除が必要です。

実際に触って確かめるといいでしょう。

 

掃除料金の相場

 エアコンクリーニングは「とにかく安いところに頼めば大丈夫」と思う人もいるかもしれません。

 しかし、基本料金の安さのみで業者を選ぶと、仕上がり面で納得がいかないこともあります。

エアコンクリーニング業者を選ぶポイントは「1.料金、2.技術力、3.オプション設定」が大切です。

 エアコンの掃除には大きく2パターンあり

分解洗浄(こちらが一般的)

完全分解洗浄

があります。

 

相場

(お掃除機能無し)

分解清掃     ¥6000〜¥12100

完全分解清掃   ¥18000〜¥25000

 

お掃除機能あり

分解清掃     ¥13000〜¥25000

完全分解清掃   ¥25000〜¥40000

 

 業者によって様々ですが、値段によってサービスが変わるため事前に業者に相談することがおすすめです。

 また、外側から見えない箇所は手を抜く業者も存在するため、安いからといって選ぶことはおすすめしません。

 

オプション

 エアコンを清掃した後、業者によっては様々なオプション、サービスを行っています。

 一般的には、

 ・防カビ抗菌コート

 ・消臭除菌

等があります。

 効果は使用頻度で変わりますが3ヶ月〜1年くらいになります。

 他にもオプションがないか業者に聞いてみるといいですね。

 

 

まとめ

 エアコンの掃除のタイミングは年数でなく使用頻度になります。

 ・変な匂いがする
 ・黒い汚れが見える
 ・なかなかエアコンが効かない
 ・黒い塊が落ちてきた

 こういったことがあったらまず業者に聞いてみるのをおすすめします。

 しかし、先ほどもお伝えしたとおり、「1.料金、2.技術力、3.オプション設定」を意識して良い業者選びができるといいですね。